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テレワークの腰痛対策に!一番シンプルなストレッチポールの使い方
こんにちは、文京区、小石川整骨院の院長・嶋です。
新型コロナウィルスに伴う外出自粛要請とともにテレワークが広がっています。当院の患者さんでもテレワークに切り替わった方が多く、ご近所の方は隙間時間に来院される方も増えています。
オフィスと違って話しかけられたりしない事から、仕事に集中しすぎて休憩を挟まない方も多いようですが、ずっと机に向かう事は生産性においても健康においてもマイナスが多きく、生産性を高めるためにも、有意義な休息というのは大切です。
そんなテレワークの仕事の合間におすすめしたいのがストレッチポールです。
前回はテレワークのワークスペース構築方法を書きましたが、今回はテレワークで陥りがちな腰痛を防ぐためにストレッチポールの使い方のご紹介です。
腰痛対策で一番使ってほしくないグッズ
ストレッチポールの使い方の紹介の前に、まずはおすすめしないグッズを紹介します。
患者さんから「○○を使っているが、どう思うか?」と質問を受ける事が多いのでモノは試しに使ってみたりしますが、残念ながらあまり効果を感じる事が出来るものはありません。
中でも、一番使ってほしくないグッズは、コルセットや腰痛ベルト。これを日常的に使う事はやめて頂きたいです。身体が弱りきってしまいます。
ギックリ腰で動けないぐらいの時に使用するのはしょうがないですが、腰痛のコルセットを日常的に使用していると筋肉が弱ってきてしまい、コルセットが無くては動けないような状態になりますし、腰だけでなく他の筋肉も落ちてきて身体全体が弱ってきてしまいます。そのため、いち早く腰痛の根本原因を取り除き、コルセットがない状態で活動できるようにしなければなりません。
唯一おすすめできる腰痛対策グッズがストレッチポール
色々と試した中で、自分が唯一使い続けているグッズがストレッチポールです。
ただの円柱型のポールですが、これが効くのです。ストレッチポールがゆるめている筋肉は背中ではなく、腸腰筋という部位です。お腹の方に近い筋肉で腰痛の患者さんはほぼ例外なくこの筋肉が硬くなっています。
ストレッチポールに乗っかってゆらゆらと揺れる事で、腸腰筋がゆるんできます。腸腰筋は分厚い筋肉で人体の血流に大きく影響しているため、首や肩の痛みとも関係している筋肉です。首や肩の痛みがある方にも効果が発揮されます。
ストレッチポールにまつわるよくある勘違い
ストレッチポールは当たっている部分をゆるめているのではありません。ゴリゴリとコリがあるところを押し当てるのは間違った利用方法です。コリがあるところを強く刺激すると余計に硬くなってしまいますので要注意です。
ついつい使い方をアレンジしてコリがある部分を押し当てたりしたくなってしまうかもしれませんが、それは逆効果です。正しい利用方法を守りましょう。
テレワークに最適な一番シンプルなストレッチポールの使用方法
オフィスで仕事をしている時にはストレッチポールは使えませんが、家では使えます。
せっかく家にいるので椅子に座りながら出来るストレッチの代わりに、ストレッチポールを使いましょう。ストレッチポールの方が確実に筋肉をゆるめる事ができます。
使用方法は色々とありますが、一番シンプルかつ効果的なストレッチポールの使い方は、ストレッチポールの上に乗っかって単純にゆらゆらと揺れる方法です。
これが一番簡単でかつ効果も実感できます。3ステップです。
- 何もせず地面に寝転がり腰の浮き具合を感じる
- 30秒から~1分ほどストレッチポールの上でゆらゆらと揺れる
- 滑り落ちるようにストレッチポールから床に降りて30秒ほど「ぼーっ」とする。
この時に背中が床にピッタリ付いているのが感じられるはずです。そして、リラックスもできるはずです。
お手軽に使えるグッズの中でストレッチポールは一番のおすすめです。テレワークの方をはじめ、ご自宅でメンテナンスをしたい方はぜひご利用ください。
軽度の腰痛の方もストレッチやストレッチポールでゆるめれば回復します。しかし、中度~重度の腰痛になってくるとご自分では治せなくなってきてしまいます。
その場合には、ぜひ当院までお越しください。
小石川整骨院では、ストレッチポールでは治らないぐらいの腰痛の治療を行っています。
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