「手術が必要」と言われた椎間板ヘルニアを施術のみで治す方法
椎間板ヘルニアに関する誤解
「ヘルニアなので手術が必要です」
「腰痛の原因はヘルニアです」
辛い腰痛を抱えている状況で医師からそう言われると信じてしまう方も多いかもしれません。
しかし、ヘルニアが直接的な原因となって腰痛を引き起こす事例はわずか3%しかありません。そして、ヘルニアで手術も必要ありません。
実際に当院では「椎間板ヘルニアなので手術が必要」と診断された患者さんを施術のみで回復させることに成功させています。
2011年の開業以来「ヘルニアなので手術が必要」と診断された613名の患者さんをこの治療法によって完治に導いています。※2020年5月10日時点のデータです。
当院での施術の効果の一例
- 立ち上がる事もままならなかった患者さんが、数回の施術ですっと立ち上がれるように。
- 歩くとすぐに痺れが出てしまう方がウォーキングを楽しめる状態に。
- ゴルフが趣味の方が不安なくスウィングができるように。
腰痛の原因を正しく特定して、正しい施術を行えば腰痛は消えます。 このページではヘルニアと痛みの関係性、痛みの原因と小石川整骨院・独自の治療法についてご紹介します。
椎間板ヘルニアとは?
ヘルニアの語源はラテン語の「飛び出す」です。椎間板ヘルニアでは、何が「飛び出している」かというと、髄核というものです。
髄核は腰の骨と骨の間にありクッションの役割をしている椎間板の中にあり緩衝材の役割を果たしています。この飛び出したものが神経を圧迫すると、神経の支配領域に痛みやシビレや感覚異常等が出ます。首のヘルニアであれば腕、腰のヘルニアではればお尻や脚に痛みが出ると言われています。
椎間板ヘルニアで手術をするのは日本だけ
ヘルニアといえば手術をイメージされる方が多く、実際に日本では多くの手術が行われています。しかし、海外ではヘルニアで手術を行わず投薬治療、各国の徒手療法、治療機器などの保存療法が行われています。
日本は、ヘルニアで手術が行われている特異な国なのです。
また、非常に残念なことですが、患者さんが腰痛を訴えていながら原因を特定できないと「ヘルニア」と推測で診断名がついてしまうことがあります。
レントゲン画像を見て「椎体(骨)と椎体の間隔が狭くなっているということは、間にあるはずの椎間板がつぶれている可能性があるから椎間板ヘルニアの可能性が高い」 とドクターに言われれば、患者さんはヘルニアと診断されたと思い込んでも無理もありません。
しかし、レントゲンではなく、MRI検査でなければヘルニアの確定診断はできません。残念ながら医師の推察によって「ヘルニア」になってしまっているのです。
腰痛を感じない人でも76%がヘルニアという事実
ヘルニアと腰痛は関係ありません。
今から25年以上前の1995年国際腰椎学会で発表され、腰痛界のノーベル賞と評される「ボルボ賞」を受賞した研究でそのことが明らかにされています。
その論文では、「椎間板ヘルニアと診断された患者46名」と「腰に痛みがない健常者46名」の椎間板をMRIで比較した結果を発表しています。
その結果、なんと腰に痛みがない健常者グループの76%に椎間板ヘルニアが確認されたのです。 つまり、ヘルニアだから腰痛が起きているという説明は正しくないということです。
さらに、その論文では椎間板ヘルニアが原因の腰痛はわずか3%であると明らかにされています。
椎間板ヘルニアで痛みがある人と痛みがない人の違いとは?
先の研究結果の通り、椎間板が飛び出している事自体が痛みにつながるという事はありません。
MRIの画像上で髄核が飛び出して神経を圧迫していても全く痛みがないことがありますし、髄核が全くとびだしていないのに、腕や脚に眠れないほどの痛みを感じることもあります。
ヘルニアで痛みを感じる人と痛みを感じない人の違いは、筋肉の固さです。痛みを感じる人は例外なく筋肉が固くなっています。
多くの場合、腰の固くなった筋肉によって神経や血管が圧迫されて痛みや痺れが出ています。筋肉が柔らかい状態が保たれていれば椎間板から髄核が飛び出していても「痛み」としては認識されません。当院ではこの状態を目指して、施術を行います。
腰痛の原因となる筋肉を深層から柔らかくする、独自の治療法
1.根本原因を見極める技術
痛くなりはじめたきっかけや、ワークスタイルなどの質問と触診によって根本原因を明らかにします。
腰痛の場合、根本原因として最も多いのが腰の一番奥の筋肉である、腸腰筋。そして、脊柱起立筋と腰方形筋です。
2.小石川整骨院独自の治療法
強いマッサージでは深層の筋肉を柔らかくできません。
強いマッサージを例えると、分厚いコンクリートの奥に刺激を与えるために、ハンマーを使って全力で叩いているようなものです。深層に届くころには、表面がボロボロになってしまいます。
小石川整骨院では、深層の筋肉を柔らかくするために独自の治療を行います。
それは整体術、カイロプラクティックや生理学、テーピング理論などの研究を重ねて開発したものです。さすっているだけのような非常に優しい刺激の整体です。
「なぜ、優しい刺激で筋肉が柔らかくなるんですか?」
このような質問をよくいただきます。
人間の体にはいたる所に色々な現象を引き起こすスイッチがあります。そのスイッチを利用すると、通常の整体やマッサージでは届かない深層にある筋肉を緩めることができるのです。
これは「反射」といわれているものです。
膝のお皿の下を軽く叩くと勝手に膝が伸びますが、これが「反射」です。 お皿の下を叩くのが「スイッチ」、それに対する反応で意思とは関係なく膝が伸びます。
反応を引き起こすのに強い力は必要ありません。
身体の様々な場所にあるスイッチを利用することによって、痛みが全くない優しい施術で深層の筋肉を柔らかくすることができるのです。 この治療を継続して行う事により、カチコチだった筋肉をふわふわにすることができます。
2011年の開業以来「ヘルニアなので手術が必要」と診断された613名の患者さんをこの治療法によって完治に導いています。※2020年5月10日時点のデータです。
当院での施術の効果の一例
- 立ち上がる事もままならなかった患者さんが、数回の施術ですっと立ち上がれるように。
- 歩くとすぐに痺れが出てしまう方がウォーキングを楽しめる状態に。
- ゴルフが趣味の方が不安なくスウィングができるように。
3.完治後のアフターフォロー
施術と併せてストレッチを行っていただく事で早く治りますし、何よりも再発しにくい身体が出来上がります。
よくいただく質問と答え
- Q骨に異常があるから治らないと診察を受けました、本当ですか?
- Aお年寄りで骨が曲がっていても元気な方がいますよね。骨が曲がっているから絶対に腰痛が発生するということはありません。
- Q何回ぐらいの施術で治りますか?
- A軽〜中度であれば3~7回程度、中度〜重度で8〜15回ほどで回復することが多いです。
- Qヘルニアで手術しないと治らないケースはありますか?
- A膀胱直腸障害が出ている場合は手術が必要です。それ以外の場合は施術で治します。
自らの格闘技経験や怪我を通して身体の構造の研究を行いながら、数多くの治療の勉強会に参加。常に新しい可能性を見つけ進化をつづける独自の治療法を実践している。