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バネ指とは?

バネ指の症状

バネ指とは、指の曲げ伸ばしをする際に引っ掛かりを感じる状態をいいます。指が動くとき、筋肉と骨をつなぎとめる役割をしている腱が腱鞘の中を通り抜けます。
正常な状態では滑らかに動きますが、炎症が起こっていると滑らかさが失われ引っ掛かりを感じるようになり、腱が通るたびに擦れて強い痛みや熱を感じます。
放置してバネ指が悪化していくと、「曲がったまま伸びない」状態になることもあります。

バネ指を引き起こす3つの原因

バネ指を起こす原因は主に3つです。

1.ホルモンバランスの崩れ

ホルモンバランスの崩れとバネ指の関係性エストロゲンという女性ホルモンは腱の動きを滑らかに保つ役割があります。出産や月経などがあると、女性ホルモンが急降下します。こういった女性ホルモンが急降下するタイミングになると痛みを感じる方も多くいらっしゃいます。

2.加齢

これはバネ指だけではなく、腱鞘炎すべてにあてはまります。
筋肉は年を重ねても鍛える事ができますが、腱は年を重ねるたびに衰えてしまいます。

3.生活習慣

編み物が趣味の場合、指を使い過ぎてしまう事が良くあります。
こういった何気ない趣味や習慣がバネ指を引き起こす一因となります。

バネ指の回復には血流の改善が重要

人体の構造上、怪我が治る過程で炎症は必ず発生します。炎症は傷ついた細胞を修復したり、不要なものを取り除いたりしています。
修復に必要な材料や炎症物質を運ぶのは血流なので腱鞘炎を治すには血流改善が必須です。なかなか治らない方の多くは全身の血流が低下しています。そのような場合でも、指や手、腕など患部への直接の施術だけでなく、身体全体の血流を良くすることで早く治す事ができます。

腰の一番奥の筋肉=腸腰筋が血流を良くする鍵

身体の血流を良くする場合、一番重要な筋肉は腰の一番奥の筋肉=腸腰筋(ちょうようきん)です。腸腰筋は座り過ぎなどによって、縮みこみやすい筋肉です。
腸腰筋の縮こまりと血流の悪化のメカニズムを解説します。

骨盤前傾のメカニズムとバネ指の関係性

  • 1.デスクワークなどの「座り過ぎ」の生活習慣が、腰の一番奥の筋肉=腸腰筋(ちょうようきん)の縮みこみを生みます
  • 2.腸腰筋が縮む事によって、前方への力を発生させます。
  • 3.人の身体はバランスを保つようにできています。前かがみの力に逆らって後ろに引き戻そうとします。この時に、脊柱起立筋が全力で後ろに引き戻そうとするので腰が疲労し、腰痛を発生させます。
  • 4.前方への力によって、太ももの筋肉=大腿四頭筋(だいたいしとうきん)に過負荷がかかり、骨盤が前傾します。いわゆる骨盤の歪みです。
  • 5.同じく前方の力により、背中が丸まり、首が前方に突き出してきます。症状としてはそれぞれ、猫背・ストレートネックです。
  • 6.首が前方に突き出しや、背中が丸まる事により肩により大きな負荷がかかり肩こりを発生させます。

上記の状態の総称を「反り腰」といいます。
全ては生活習慣によって縮まってしまった腸腰筋が一番はじめのきっかけとなります。
反り腰は神経を圧迫し、全身の血流が滞るため、全身に悪影響を及ぼします。

腰の痛みが腱鞘炎の回復を遅らせる

腸腰筋が縮まる事でもう1つの弊害があります。それは睡眠による回復機能が鈍る事です。
肩こりの自覚症状をお持ちならば、仰向けの姿勢で寝ると、背中が浮いていませんか?これは腸腰筋が緊張している事によって背中とベッドなどの間に隙間ができている状態です。

隙間ができている状態では、痛みが出るので仰向けで寝る事が困難になってきます。 仰向けの姿勢で寝る事ができると、血流が阻害されず回復力は最高の状態になりますが、横向きだと座っている状態と同じになり、腸腰筋の緊張を助長する事になり、全身の血流が悪化します。 また、横向きの寝姿勢は肘、肩が体重で押しつぶされている状態で患部の血流がダイレクトに悪化してしまいます。

「腰痛の際には、横向きでクッションを挟んで寝てください」そんなアドバイスを受けた事がある方も多いかもしれません。小石川整骨院でもそのようにアドバイスしていますが、あくまでも「腰痛の時だけ」です。 激しい腰痛で腰が浮いる時に横向きで眠るのはしょうがないですが、腸腰筋の縮こまりを助長しますので、治療を受けて仰向けで眠れるようにしましょう。

他院で治らなかった患者さんの特徴

  • 腰に痛みがある
  • 患部に対する施術だけだった
  • 施術を受けた時には一時的に良くなったが、すぐに悪化していた

小石川整骨院の治療法

小石川整骨院では、痛みが出ている部分だけを施術する事はありません。なぜなら、痛みが出ている部位は原因ではなく、結果であることがほとんどだからです。
根本原因を解決しないと痛みは消え去りません。
小石川整骨院では、根本原因となる部位への施術と生活習慣のアドバイスを通して、根本治療を行います。

バネ指の根本原因となる部位の特定と施術

バネ指であれば、指や手への施術だけでは完治しません。
身体全体の血流を改善しないと、すぐに痛みがぶり返してしまいます。
身体全体の血流を改善するのに重要なのは、腰の一番奥の筋肉である腸腰筋(ちょうようきん)です。
腸腰筋は座り過ぎやパソコン仕事などで凝り固まってしまいます。
腸腰筋を弛める事によって、前傾している骨盤が正常な状態に戻り、肩や首への負荷も軽減してきます。腰を弛めておくと指や手といった患部の血流も良くなり回復のスピードが早まります。
手や指と腰は全く関係なさそうに思われますが、人体の構造としては非常に密接につながっているといえます。

バネ指を防ぐ、生活習慣のアドバイス

バネ指の場合、指を使った作業やスマホ操作は避けるように指導されて終わり・・・という事が良くあるようです。これでは、治るまでに非常に長い時間がかかってしまいます。
小石川整骨院では、患部以外の事もアドバイスします。
すでにご説明したように、血流を良くするために重要な部位は腸腰筋です。30分に一度は立って腰の筋肉=腸腰筋(ちょうようきん)の縮こまりをリセットする事や、パソコンとの位置関係など患者さんの状況を伺ってアドバイスさせていただいています。

バネ指に効くストレッチ

症状があらわれている患部のストレッチ方法といっしょに、腸腰筋のストレッチ方法などをご説明しています。患者さんの職場やご家庭の環境でも実施しやすい簡単で効果的なものです。
施術と併せてストレッチを行っていただく事で早く治りますし、何よりも再発しにくい身体が出来上がります。

この記事を書いたのは
嶋 秀和

自らの格闘技経験や怪我を通して身体の構造の研究を行いながら、数多くの治療の勉強会に参加。常に新しい可能性を見つけ進化をつづける独自の治療法を実践している。