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【腰痛が治らない!】整形外科で腰痛が治らない理由と正しい病院・整骨院の選び方

病院・整骨院選びに悩む

腰痛や怪我の時に、なんとなくのイメージや価格で診てもらう先を選んでいませんか?

当院は「自費治療の整骨院」です。
治療を受ける場所として初めに選ばれることは、ほとんどありません。

『痛みがあるのに整形外科で「レントゲンでは異常がみられない」と言われてしまったから』

「他の整骨院で治療を受けたけど、良くならなかったから」

「ギックリ腰をやった友人に相談したら紹介されたので」

9割以上の患者さんがこれらの理由で来院されます。
当院に来られる前にはどこに通っているかというと、整形外科や保険が適用される整骨院です。

整形外科、“保険適用”の整骨院、“自費治療”の整骨院、それぞれが出来ることは全く違うのですが、ほとんどの患者さんが「なんとなくのイメージ」や価格で通院する場所を決めているのが現実です。

症状によって診てもらうべき場所は違いますが、残念ながらそういった情報も出回っていません。

慢性的に腰の痛みがあるのに“保険適用”の整骨院に行っても治る可能性は極めて低いですし、軽い捻挫の症状で“自費治療”の整骨院にきてもお金がもったいないです。

この記事では、どういう症状の時に、どこで診てもらうのが正解なのかを詳しく解説します。病院探しの強い見方になるはずです。

どんな症状の時、どこで診てもらえばいいのか?

事故やスポーツによる怪我や慢性的な痛みがある場合、候補はだいたい3つになります。
どういう症状の時に、どこを選ぶべきなのかを具体的に解説していきます。

候補となる3つの場所
  1. 整形外科
  2. “保険適用”の整骨院
  3. “自費治療”の整骨院

整形外科に診てもらうのは、骨の異常や軽い捻挫などの時

レントゲン診断

整形外科という言葉がはじめて使われたのは1741年です。もともとは、小児期の変形と矯正を目的とした学問として成立しました。(矯正は骨折した時に付けてもらうギプスをイメージしてください)。

整形外科が得意なのは、骨に関する事

整形外科はレントゲンやMRIなどの医療用機械を駆使して、診断を行います。

レントゲンを撮ると骨の状態がよく分かりますし、MRIはレントゲンでは撮影が難しい、症状を多角的に撮影して状態を確認することができいます。

つまり、整形外科は骨に異常が疑われる症状の診断に優れており、症状に合わせて矯正を行います。骨折などであれば、その後のリハビリなども行っています。

整骨院での診察で骨の異常が疑われる場合には、検査のために整形外科を紹介されることが一般的です。当院でもそのような場合には、整形外科を紹介しています。

整形外科が苦手なのは、筋肉や靭帯に関すること

骨はレントゲンでしっかりと映りますが、筋肉や軟骨、靭帯は直接画像に映りません。
あくまでも、映っている画像で判断するので原因が筋肉のコリや緊張である場合には、「異常はみられない」という診断結果になることが良くあります。

痛みがあるのに「異常がみられない」という事は患者さんからすると納得できるわけがありません。
整形外科以外を探す事になります。

“保険適用”の整骨院に診てもらうのは、スポーツ、事故などでの軽い捻挫などの場合

軽い捻挫や怪我

筋肉が原因の軽い症状の場合は、“保険適用”の整骨院が良いです。
保険適用なので負担金額も低いですし、整骨院の数が多いので通いやすいはずです。

保険が適用されるのは、怪我や事故など急性の症状のみ

柔道整復師(いわゆる整体師)が健康保険の適用で施術をして良い範囲は厚生労働省によって定められています。
“保険適用”の整骨院では、事故や怪我などの急性の症状への治療はできますが、慢性的な症状(肩こり、腰痛、膝の痛み)の治療は行えません。

“保険適用”の整骨院が苦手なこと

軽い症状以外は「苦手」という事になってしまいます。

骨折など骨が原因の場合は、レントゲンなどを撮る必要があるので整形外科に行った方が良いですし、慢性的な症状の治療が行えないとなると、自ずと「筋肉系の軽い症状」という事になってしまいます。

治療内容は、電気マッサージと湿布の処方が主になるので腕の差はそんなにありません。

重度の慢性的な症状を抱えている方が、“保険適用”の整骨院にずっと通って改善しないという事が良くあります。時間もお金ももったいないです。

“自費治療”の整骨院に診てもらうのは、重度の慢性的な痛みがある場合

ギックリ腰・重たい症状

整形外科、“保険適用”の整骨院、この2つに通って治らなかった方の最後の砦になるのが、“自費治療”の整骨院です。

繰り返すギックリ腰、四十肩・五十肩、膝の痛みなど、筋肉が原因となる重度の慢性的な痛みがある場合は“自費治療”整骨院に診てもらいましょう。

触診、問診によって原因を特定し、施術で治していきます。

“自費治療”の整骨院は腕の差が院によってバラバラです。腕が良いところと悪いところで、雲泥の差があります。

治療方法も様々です。

筋膜リリース、とうたう整骨院もあれば、骨盤矯正を全面に押し出す整骨院もありますし、カイロプラクティックであると主張する整骨院もありますし、気功もあります。。

治療費の相場は地域差がありますが5,000円〜15,000円ほどと幅があります。
1回あたりの通院費用が相対的に高いことから、選ばれるのは最後になります。

1回当たりの費用が高くても、腕が確かな整骨院に通うことができれば、完治までのの費用は安くなります。

重度の慢性的な痛みがある方が辿る流れ

腰痛を例にとってみてみます。
はじめてギックリ腰などの腰痛を感じた場合に、選択されることが多いのが「整形外科」です。

なぜ、はじめに整形外科が選択されるのか?
それは「病院」ゆえの安心感があるからだと思います。(当然、保険が適用されるので価格的にも安くなります。)

内科・皮膚科・整形外科、子供の頃から馴染みがある病院という感じがします。

整形外科で治らずに整骨院へ通う方は、痛みがあるのに「レントゲンでは異常がない」と言われるケースがほとんです。

腰痛に骨が関係していることは極めて稀です。ほとんどが筋肉が原因なので、整形外科としてはコルセットを渡して、湿布、痛み止めを処方するぐらいしかできません。
軽度の方は、痛み止めを飲んでいる間に自然治癒力で治っていることもありますが、重度だと治りません。

2番目に選択されるのが”保険適用”の整骨院です。

なぜ、整形外科より前に選択されにくいのかというと、それぞれの整骨院が骨盤矯正だったり、カイロプラクティックだったり、アピールする治療内容が色々とありすぎて、選択に困るのではないかと思います。

また、整形外科の方が「安心感」があるのだと思います。

“保険適用”の整骨院で治らずに、最後に辿り着くのが”自費治療”の整骨院です。

“自費治療の整骨院が最後まで選ばれない3つの理由

1つ目は保険が適用されないので、価格が高いこと。

2つ目が、治療方法が色々とありすぎて良く分からないという点。

当院はテーピング理論やカイロプラクティックなどを組み合わせた“痛みが全くない独自の施術”を行いますが、患者さんからは「痛みがない」というのがすごく怪しかったという事をたまに言われます(笑)

いわゆる指圧のイメージだと、整骨院の治療=痛いというイメージがあるんですね。

3つめが、“保険適用”の整骨院と“自費治療”の整骨院の違いが分からないからという事でしょう。

よく知らないと“自費治療”の整骨院は単純に治療費が高いようにも感じられることでしょう。
また、保険が適用されるかどうかは免許の違いだと思っている患者さんもまれにいらっしゃいます。

いずれにせよ、違いが分からないと保険が適用されて安い方に通ってみるのは当然の流れかと思います。
症状に合った場所で診てもらえれば時間もお金も無駄になりませんし、何より痛みから早く解放されます。

“自費治療”の整骨院の問題点は選びにくさ

最後に”自費治療”の整骨院の選び方について解説します。

治療内容はバラバラで当たり外れが大きい。
しかも、1回当たりの価格が高いので選ぶ際にも慎重にならざるをえません。

患者さんからすると、選ぶのは非常に困難です。
この選ぶ基準がないのは、業界的にも非常に課題だと思います。

避けた方が良い“自費治療”の整骨院の特徴

こういうところは信頼できると、一概にいうのは難しいのですが、避けた方が良い自費治療の整骨院の特徴はあります。

避けた方が良い“自費治療”の整骨院の特徴
  1. 痛みが骨盤の歪みが原因であると主張している
  2. 割引をしたり、時間で料金を決めている
  3. 自費治療専門でやっていない整骨院

痛みが骨盤の歪みが原因であると主張している

骨盤の歪みは筋肉のコリなどの結果としてなっているだけで、骨盤の歪みが痛みを引き起こしているワケではありません。原因を正確に捉えれれていないので、問題があります。

割引をしたり、時間で料金を決めている

内科にしろ、整形外科にしろ割引はしません。医療でやっている限り割引しているのはおかしい話です。
また、時間で料金を設定するのも変な話です。虫歯治療で10分あたり〇〇円という話はきいたことがありません。

“自費治療”を専門でやっていない整骨院

“保険適用”と“自費治療”をどちらもやっている整骨院で腕が良いという話を聞いたことがありません。

重度の慢性的な痛みを抱えている患者さんへの施術と、軽い症状の患者さんに電気マッサージをするのは、全く別の行為です。

日頃から多くの症状をみて施術を行うからこそ、技術も高まります。
”保険適用”の患者さんがほとんどのなか、たまに行う“自費治療”の施術の質が高いとは考えらません。

最後に

”自費治療”の整骨院の院長という立場から、症状別に診てもらう場所をご紹介しましたが、開業当初は当院も”保険適用”の整骨院として営業していました。

”保険適用”の整骨院で出来ることは限界があり、あまり効かない電気マッサージをすることに疑問を感じていました。

そんな経験を通して、慢性的な痛みで苦しんでいる患者さんの助けになりたいと思い、技術を身につけて”自費治療”の整骨院として営業するようになりました。

研究の成果もあり、現在では「どこに行っても治らなかった」患者さんを治すことができています。
重度の慢性的な痛みがある方はぜひご来院ください。

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