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【魔女の一撃・ギックリ腰】冷やす?温める?どっちが正しいのか専門医が教えます
こんにちは、文京区小石川整骨院・院長の嶋です。
当院では腰痛はもちろん、腱鞘炎、40肩やテニス肘など様々な症状の患者さんがいらっしゃいますが、来院のきっかけを見ていると「ギックリ腰」の方が大変目につきます。
「明日の仕事はいけるのか?」
「何科に行けばいいのだろう?」
「放っておけば治るのか?」
「温めたらいいのか?(温めて悪化したらどうしよう・・・)
「冷やしたらいいのか?(冷やして悪化したらどうしよう・・・)」
ギックリ腰の方にお話を聞いていると、痛みが出た瞬間にこのような事を考えるそうです。
この記事では、ギックリ腰にまつわる疑問の中で良く聞かれる「冷やすべきか・温めるべきか」についてお答えします。もし、ギックリ腰が発症してしまった場合はこちらを参考にして判断ください。
ギックリ腰とは何か?
まず、ギックリ腰とは何なのかについて説明すると、突然腰痛が発症した状態を指します。
痛すぎて立ち上がれない事からヨーロッパでは魔女の一撃ともいわれているぐらい激しい痛みがあります。
“突然”発生すると書きましたが、だいたいの場合において単純に腰の筋肉の緊張が限界に達して痛みが発生しているケースが多く、長年の蓄積が原因といえます。
つまり、腰に問題がないのにある日突然ギックリ腰が発生することはほぼありません。意識に上ってこないものの、「筋肉の緊張が続いていてある日、激しい痛みに変わる」これがギックリ腰です。
ギックリ腰が発生しやすいシチュエーションとその原因
- 寝起きに洗面台で背中を丸めた際に
- 重たいものを持った時
- くしゃみをした時
共通点は筋肉が硬くなった状態での刺激です。くしゃみは強い刺激なので分かり易いのですが、洗面台で背中を丸めただけという何気ないシチュエーションでも発生するのは不思議に思うかもしれません。理由としては、朝は特に筋肉が固まっているから。寝ている間はほとんど動かないので身体はカチコチの状態です。朝は特に注意が必要です。
ギックリ腰は冷やすべきか?温めるべきか?
ネットで検索すると、「痛みが出た当初は炎症があるから冷やすべきで、落ち着いたら温めた方が良い」「いやいや、筋肉が固まっているから初めから温めるべきだ」と意見が、真っ二つに分かれています。
冷やすのと温めるのと真逆の事をするので、間違った対処をしてギックリ腰が悪化してしまったら嫌ですよね。
小石川整骨院の答えとしては、
「ギックリ腰の99.9%のケースで温めるのが正解」です。
ギックリ腰が発生しやすいシチュエーションでも触れましたが、原因は筋肉のコリです。ゆえに温めて血流を良くするのが最善の手段となります。
ギックリ腰を冷やすべきでない理由
ネットでは「炎症を起こしているから、痛みの出始めは冷やすべき」という意見が多くありますが、腰の炎症が抑えようとするならば極端に冷やさないといけません。体温が低下して耐えられないぐらい辛くなる事は確実です。お約束します。
手や足など深層までが薄い部位であれば、冷やす事によって炎症を抑える効果はありますが、腰は人体の真ん中にある分厚い部位です。そこを冷やすのは大変な事です。腰の表面が冷えて少しの間は痛みが麻痺して楽に感じるかもしれませんが、冷えて固まってしまうので痛みはより一層ひどくなってしまいます。
温めるべきケースが99.9%、残りの0.1%の冷やすケースとしては、交通事故で打撲や捻挫をして「内出血を伴うもの」になります。その場合は早急に冷やしてください。
間違った処置をするとギックリ腰が長引いてしまいます。お気をつけください!
小石川整骨院ではギックリ腰をはじめ様々な症状に対応した根本治療を行います。
身体に痛みがある方はぜひご来院ください。
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