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「異常なし」と診断されたが痛み続ける原因不明の胸部の痛みが治るまでの体験談
患者様のご来院から完治されるまでの経過をご紹介します。ひとりひとり症状が異なれば、治療方針も変わってきます。ご来院を検討されている方の参考になれば幸いです。
原因不明の胸部付近の痛みを抱えていた患者様のプロフィール
62歳の自営業をなさっていて身体が大きく筋肉質でかつ猫背が特徴的な男性で、糖尿病を患ってらっしゃいました。
小石川整骨院へご来院前の症状
原因不明の胸部から肋骨付近は座って安静にしていても痛みがありましたが、歩いている時にも胸がつるような痛みが強く出現し始めていました。
歩いていて急に痛みが強くなるので胸を張るのが怖くなって、やや猫背にして生活していたようです。
ご来院前の通院履歴
原因がご本人ではまったくわからなかったので、内科と外科に行き、血液検査やCT・レントゲンでチェックしたものの「特に異常はなし」という診断結果。
痛み止めが処方され、「安静にして様子をみましょう」とだけ伝えられたそうです。
小石川整骨院への来院のきっかけ
内科や外科に加えて、自宅近くのマッサージやストレッチに通ってみたものの、一向に良くなる気配がなく痛みは続いている状態だったので、
他に何か頼れるところはないかと探していたときに小石川整骨院のホームページを見つけて来院頂きました。
患者様
胸から肋骨にかけて痛みが続いています。CTスキャンやレントゲンを撮っても「異常なし」といわれました。でも、痛みは続いているのでこの痛みが続くかと思うと不安でしょうがありません。
石川
それは不安ですね。CTスキャンやレントゲンでは分からない原因もあります。原因はきっとありますので診ていきましょう。 まずは、仰向けに寝てみてもらえますか?
患者様
仰向けで寝るのはなかな難しいですね。仰向けで寝ると胸の痛みが強くなるので。
石川
それなら仰向けは無理しないでください、大丈夫です。猫背でらっしゃいますが、胸の痛みが出てから猫背になっているんですか?
患者様
胸の痛みが出る前から猫背だったかもしれませんが、痛みが出始めてから、徐々に猫背は強まっていきました。
初診時に判明した患者様が思いもよらなかった根本原因
胸部から肋骨にかけてのきっかけは、猫背を続けていたことによるものです。
猫背を続ける事によって胸部の筋肉が縮こまってしまい、それが痛みにつながっていました。
筋肉を柔らかくする施術と生活習慣の見直しを行えば、縮こまっている筋肉を本来あるべき状態に戻す、つまり胸を開いた状態にすることができれば痛みは解消されます。
患者様は筋肉が原因とお伝えすると「なるほど~それは考えなかった!」という反応でした。
内科や外科の検査で「異常はありません」で済まされてしまう理由
CTスキャンやレントゲンでは、体の中の様子を立体的に把握することができるので骨の異常や変形、臓器や血管の状態を観察ができます。
しかし、CTやレントゲンでは筋肉の硬さは見抜けません。
患者様の場合、長年の猫背によって胸部から上腹部にかけて筋肉が縮まって硬くなってしまったことが痛みの原因でした。
そのため、CTやレントゲンで判定する限りは「異常なし」になってしまったのでした。
初診から痛みが消えるまでの経過
説明には納得いただけたものの、患者様の体格が筋肉質で大柄な方であったため効果が出るまでには時間を要しました。
(筋肉量は少なければ少ないほど、効果が出やすいのです)
そのためか残念ながら、初診時には効果をあまり実感していただくことはできませんでした。
しかし、信じて通っていただけたので徐々に猫背も治り胸が開くようになると胸の痛みも徐々に消えていきました。
完治するために患者様にお願いしたこと
猫背のため、横向き寝が習慣になっていましたが、胸を開くために仰向けで眠ることをお願いしました。とはいえ、猫背で胸を開けない状態だったので仰向けで眠ることは当然困難です。
患者様も「仰向けでは寝付けない」とおっしゃっていましたが、施術を重ねるうちに徐々に仰向けで眠れる時間も増えて、回復のスピードは上がっていきました。
胸の痛みが消えた後の生活
原因不明だった胸部の痛みもなくなり、痛みが出る前は日課として続けていたラジオ体操とウォーキングも復活。「胸の痛みを気にして猫背状態になっていましたが、今では胸を張って歩けるようになり、呼吸もしやすくなった。」と喜びの声をいただいています。
中学時代からサッカーに熱中しブラジル留学も経験したが、度重なる怪我のため引退。引退後は自分と同じような痛みを抱えている人を治すべく柔道整復師に。小石川整骨院に加入してから自らのコンディションが信じられないぐらい改善し、サッカーを楽しんでいる。
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