東京都文京区・小伝馬町・奥沢の整体院、接骨院

ゴルフを続けるための腰痛予防のコツを専門医がご紹介!

腰が痛くてもゴルフがしたい!ゴルフへの愛情が勝って、腰の痛みをごまかしながらゴルフを続けていると、いつか起こってしまうぎっくり腰。

「一度、ギックリ腰をやってから癖になって何度も繰り返している」

そんな方は慢性的な腰痛といえるでしょう。

ギックリ腰の痛みがなくなったとしても、それは治っているのではなく痛みが引いただけ。腰痛の根本原因は残り続けています。腰痛に悩まされずに、健康にゴルフを続けるコツを腰痛の専門医がご紹介します。

腰痛の原因はゴルフだけでなく、日常生活に潜んでいる

コースに出たときに「1度打つごとに逆スウィングを行う」など有効な予防策もありますが、ゴルフだけが腰痛の原因であることは少なく、むしろ毎日繰り返される飲酒や、仕事などが腰痛の大きな原因になっていると言えます。

そのため、これからご紹介する腰痛予防のコツはゴルフに関係なく日常生活で取り入れられるものばかりにしました。

健康でないとゴルフを長く続けることは出来ません。ゴルフのプレー前後のケアだけでなく、日常生活から腰痛予防をしていきましょう。

短時間かつ簡単で続けやすい腰痛予防の3つのコツ

ポイントは日常生活に取り入れやすく、短時間で出来て続けやすい事。いくら効果的でも手間がかかったり、時間がかかりすぎてしまうと継続できません。

忙しい日常生活でも取り入れやすく、効果的な腰痛予防方法をご紹介します。

お酒の量をセーブする

何千人もの患者さんを診てきた経験でアルコールは筋肉を硬くすることがわかっています。そして腰の筋肉が硬くなると起こりやすくなるのが、腰痛です。

「最近、疲れやすくて・・・」

「寝ても疲れが取れない」

「よく眠れない・・・」

年齢とともに付き合いなどでお酒の量が増える方も多くいるかと思いますが、加齢に加えてお酒の量がこういう症状を助長している可能性が大です。

お酒を飲むと睡眠の質が悪くなることは科学的に証明されています、ぐっすり眠れなければ当然ながら疲れも取れません。そして、お酒によって筋肉が硬くなるので腰痛も起きるから余計にぐっすり眠れなくなってしまいます。

「毎晩の晩酌が楽しみ!」という方からお酒を完全に奪うようなことは、「続けやすさ」という観点からおすすめできません。そこで、小石川整骨院が患者さんとの会話の末に辿りついたのがお酒の量をセーブすること、「節酒」です。

お酒を完全にやめずに「節酒」でも睡眠の改善、腰痛の改善に十分につながります。

お酒の量を少なくするコツ

お酒の量を少なくするコツ
  1. 喉が乾いた状態でお酒を飲まない→飲まないコツ
  2. 食事の前には、お酒を飲まないで炭酸水を飲む→飲まないコツ
  3. 食後に時間をかけて極上の1杯を飲む→満足度の高いお酒を飲むコツ

喉が乾いている状態で飲むとゴクゴク大量に飲んでしまいますし、お酒もまわって勢いも付いてしまいます。また、空腹状態で飲むとこれも勢いがついてしまいますね。

「喉が乾いている時に飲むのが堪らない・・・」というのはよーくわかりますが、ここは我慢して炭酸水で爽快感を得ましょう。1と2のコツを守っていただくと、自然とお酒の量は減ります。

喉の乾きもなくお腹も満たされると不思議とお酒が欲しくなくなる方も多いのではないでしょうか?しかし、1杯ぐらいは飲みたい方のために、3番目のコツがあります。

食後に時間をかけて極上の1杯を飲む

良いグラス、ちょっといいお酒を使って丁寧に1杯を作ります。

ハイボールであれば、冷えたグラスに氷を入れてさらに冷やした後に、ウィスキーを投入。氷を回してウィスキーを均等に冷やして、炭酸をゆっくり注ぐ。

適当に作って飲むハイボールよりも段違いで美味しいハイボールになります。

この極上の一杯をじっくりと飲んでほしいのです。
きちんと作ると、ゴクゴク飲もうと思わないのもこれまた不思議です。

また、食事をした後ということもあり、そもそも量を飲みたいと思わない状態が作れるので、お酒をかなりセーブすることができます。例としては、ハイボールでしたがお好みのお酒に置き換えて極上の1杯をつくってみてください。

腹巻をつけて寝る

特に子供はお腹は冷やさないようにいわれますが、それには理由があります。免疫細胞の80%は腸にいるといわれていて、温かい方が免疫細胞が活性化するのです。

そのため、まだまだ免疫が弱い子供のお腹は温かくしておくことが良いのです。

これは大人も例外ではありません。温めた方が良いことばかりです。

免疫細胞が活性化するのは子供と同じです。大人の方が効能を発揮するのは、腰を温められることです。大人にあって、子供にないもの。それは腰痛です。

腹巻でお腹だけでなく、腰を温められるのは非常に良い事です。真冬に「腰が冷えて固まった」という事は誰しも経験があることと思います。その逆で温めると「腰が緩まる」のです。

特に実感できるのが、寝起きです。

睡眠中は動かないために血流が悪化するので、寝起きは腰が痛いと感じる方も多くいますが、腹巻をしていると寝起きの痛みが軽減します。いい事だらけの腹巻ですが、唯一の弱点は「かっこ悪い」ことです。しかし、それを上回るメリットがありますので、ぜひ、お試しください。

仕事中も30分~60分おきに立ち上がる

腰痛は筋肉が硬くなった状態です。それを緩めるのが、ストレッチとなります。当然ながらストレッチは強くおすすめしたいのですが、この記事では「簡単で継続しやすいもの」をご紹介しているので、ストレッチよりも簡単でかつ、効果もあるものをご紹介します。

それがデスクワークの合間に「立ち上がる」ということです。

腰に最も関係するのが、お腹の奥の腸腰筋という筋肉です。この筋肉は座っているとどんどんと縮んで硬くなってしまいます。

この縮こまりをリリースする最も簡単でかつ効果的な手段が「立ち上がる」ことです。

立ち上がるだけで、縮んだ筋肉がリセットされ、さらに伸びをしたりすると効果が増しますがオフィスでの一目を気にするかたもいるのでさりげなく立ち上がることをまずはお試しください。

メインテナンス通院の効果

歯石と筋肉のコリは似ています。しっかりと歯磨きをしていても、歯石が溜まってしまうのと同様に、しっかりとストレッチやケアをしていてもコリは取り切れずにたまってしまいます。

歯石の除去でおすすめされているペースは、3~6カ月に1度といわれています。

腰の場合も同様で、セルフケアで予防できる範囲には限界があります。特に一度腰が悪くなってしまった方は、脚の組み方、座り方など、日常生活に腰痛を悪化させる原因がある場合がほとんどです。

完治してその後も問題なく過ごせているのであれば、それが一番ですが小石川整骨院でおすすめしているのは、メインテナンス通院です。

月に1度の方もいますし、ゴルフの前後にいらっしゃる方もいます。運動の負荷や仕事の繁忙などによって腰の状態も変わってくるので、一概にはいえませんが、月に1度ぐらいのメインテナンス施術を受けていただけると良い状態がキープできるので、おすすめしています。

腰痛予防していても、ひどい腰痛になってしまったら

ご紹介した腰痛予防のコツは、すべての方に効果的なものですが、重度の慢性腰痛になってしまってる場合には予防の前に、治療が必要です。

仰向けで寝て痛みが出るのは、重度の腰痛のサインです

一度、完治した後にはご紹介した予防方法とメインテナンス通院の組み合わせで良い状態がキープできます。

小石川整骨院では、初診の際に完治までの治療回数の目安をお伝えしています。そして、お伝えした回数で完治できるように、施術をしっかり行い、患者さんに合った日常生活の改善ポイントをレクチャーしています。

「ゴルフは続けたいけど、腰に不安がある」そんな方はぜひご来院ください。オンラインでのご予約を受け付けています。ぜひご来院ください。

小石川整骨院の店舗ご紹介

この記事を書いたのは
嶋 秀和

自らの格闘技経験や怪我を通して身体の構造の研究を行いながら、数多くの治療の勉強会に参加。常に新しい可能性を見つけ進化をつづける独自の治療法を実践している。

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