O脚の原因・治療法
小石川整骨院のO脚矯正は腰痛治療から生まれました
ある日、腰痛の患者さんから「腰だけじゃなくて、O脚も治っているんです・・・」といわれてびっくり。たしかに、きれいなまっすぐの脚をしていました。
その時は腰痛の治療を行っていただけで、もちろんO脚の治療を行っているという意識はありませんでした。
不思議に思い研究して分かった事は、腰痛治療とO脚矯正には共通点があるということです。共通の原因となる筋肉を緩めると軽度のO脚の場合であれば、腰痛治療の過程でO脚も自然と治ってしまうのです。
小石川整骨院のO脚矯正の特徴
その後、研究を重ねてO脚専用のメニューを開発しました。 小石川整骨院のO脚矯正は腰痛治療がベースになっているので、通常では治せない重度のO脚も矯正するすることが可能になりました。
O脚矯正メニューでは、施術と並行して歩き方と筋力トレーニングのレッスンを行います。 これによって、O脚がより早く矯正されますし、筋力のバランスを取り戻しすらっとした脚になります。
- O脚だけでなく腰痛も治る
- 歩き方がきれいになる
- 筋肉のバランスが整ってすらっとした脚に
O脚矯正のビフォー・アフター
普通のO脚ではなく、片側O脚という難易度が高い症状でした。右足はまっすぐですが左脚だけ外に曲がっています。
他院で矯正を受けたものの改善が見られず、来院されました
検査したところ、腰の一番奥の筋肉の片側だけが極端に固くなっていることが分かり、この筋肉を柔らかくして矯正をしたところ13回で治りました。
美容師という職業柄、腰痛、肩こり、手首の腱鞘炎もお持ちでしたが、O脚矯正で行う施術よってすべて完治することができました。
O脚矯正だけでなく、職業病としてあきらめていた腰痛や腱鞘炎まで治ってしまった事に大変驚かれていました。
O脚・X脚とは?
X脚は両足の膝(ひざ)をつけた状態にすると、左右の踝(くるぶし)が接することなく、左右に開いてしまう状態を指します。
一方、O脚は左右の踝(くるぶし)をくっ付けて立った場合に、膝と膝の間に2横指以上の隙間ができている状態を指します。 O脚は機能的O脚と構造的O脚の2つに分ける事ができます。
機能的O脚は腰や股関節の筋肉のバランスが原因となっているもので、施術による治療が望めるものです。逆に、構造的O脚の場合は骨の変形によるものなので施術による矯正は困難となります。本ページでは、施術による治療が見込める機能的O脚について詳しく解説します。
O脚は極度に内股な状態
O脚はガニ股だと直感的には思う方も多いのですが、実際には両膝が内側にねじれている=内股の状態です。こちらの動画をみてもらうとその仕組みがよくわかります。
※この動きはO脚の方はできません。
膝の皿の上に赤いシールを貼り付けています。
赤いシールが内側に向かって内股になると脚の間に隙間ができます。いわゆるO脚の状態です。骨格異常でない限り、生まれた時から内股の方はいません。では、どうやって内股が形成されて、O脚になっていくのかを解説していきます。
内股になる原因
内股の姿勢をとっている時間が長く、矯正されて内股になってしまう場合と、特定の筋力だけが発達して結果的に内股になるケースがあります。日本人に多いといわれている内股は骨格が影響しているという説もありますが、生活習慣や文化、スポーツなどが影響していると考えた方がしっくりときます。
1.生活習慣と文化
日本人と欧米人での生活様式の違いの1つが屋内での靴の着用です。
日本人は屋内で靴を脱ぐので地面に座る機会も多く、いわゆる「ぺたんこ座り」をしたりする機会が増えます。
「ぺたんこ座り」は膝が内側に向かったまま固定されてしまうので、内股に矯正されてしまう原因の1つとなります。
靴を履いた状態では、「ぺたんこ座り」はしません。
日本ではいわゆる内股でちょこちょこ歩くのが「カワイイ」とされる文化があります。実際に10代女性のファッション誌をみても、内股でポーズを撮っている写真が数多くあり、「カワイイ=内股」というふうに思うのは不思議ではありません。
これらの影響を受けて、内股歩きが「普通」の歩き方として定着してしまっている可能性があります。
生活様式とともに文化も内股に影響を与えていると考えられます。
2.スポーツによるアンバランスな筋肉の発達
O脚の方がやっていたスポーツで特に多いのが、サッカーです。 サッカー選手というとよく発達した太ももを思い浮かべる方も多いと思います。
ボールを蹴る動作が多いので、太ももの前側の筋肉が発達しやすくなります。
太ももの前側の筋肉は膝と骨盤の少し内側でつながっているため、この筋肉だけ発達してしまうと、膝が内側にねじれこんでしまい結果的に内股になります。
太ももの前側だけでなく、太ももの裏側(ハムストリング)とお尻の筋肉もバランスよく鍛えられていると膝が内側に引っ張られることがありません。
内股で酷使されて固くなる筋肉
内股の場合、酷使される筋肉とほとんど使われない筋肉が生まれ、筋肉のバランスが非常に悪くなります。
内股で酷使される筋肉は場合太ももの前側・大腿四頭筋です。 その逆に、太ももの裏側の筋肉(ハムストリング)とお尻の筋肉はほとんど使われず衰えてしまいます。
太ももの前側の筋肉が発達するので脚は太くなりやすく、お尻は下がるのでスタイルが悪くなります。また、太ももの前側が張ることにより、腰の一番奥の筋肉が固まり腰痛も引き起こされます。
簡単に治るO脚・治りにくいO脚
O脚矯正の難易度は骨格、筋肉量、筋肉の柔軟性の3つで決まります。この中で特に難易度を左右するのが、筋肉の柔軟性です。筋肉が柔らかい細身の女性は難易度が低いことが多いです。難易度が低ければゴムバンドなどの一般的なO脚矯正で治るケースが多くあります。逆に、筋肉が固く、腰痛があると難易度が一気に上がります。
他院で治らず、当院に来院される方は筋肉が固く、腰痛があるO脚の方がほとんどです。この症状はゴムバンドなどの矯正だけでは治らず、筋肉を緩めないと矯正が効きません。
小石川整骨院のO脚矯正は腰痛治療がベースになっているため、腰の一番奥にある筋肉を緩めることにより難易度が高いO脚矯正を可能にしています。
O脚診断テスト
小石川整骨院では、O脚矯正の難易度を測るために、筋力のバランスと柔軟性のテストをおすすめしています。
- 肩幅より若干狭めに立ちます。
- 上半身を起こしたまま、片方の脚を後ろへ下げる(膝は伸ばします)
- 後ろへ下げた脚を身体の内側にもっていき10秒キープする
太ももの前側と裏側、そしてお尻の筋肉のバランスが良く柔軟性もあるとこの動作が簡単にできます。 内股(O脚)の方は、筋肉のバランスが悪く柔軟性が不足しているので上半身を起こせなかったり、脚を後ろでキープするのが難しく感じるはずです。
上半身を起こせて、脚を内側の後ろへ下げて10秒キープできればO脚の症状として軽度。逆に、姿勢をキープできなかったり、そもそもこのポーズが取れない場合は筋力のバランスが悪く、柔軟性も低い状態といえます。O脚の症状としては重度となります。
重度のO脚矯正も可能にする小石川整骨院の技術
O脚矯正は筋肉の緊張だけでなく、座り方などの習慣、筋力のアンバランスなど人により原因は様々です。それぞれの患者さんに合ったO脚矯正を行いますが、O脚矯正で行う事は4つあります。
- O脚によって固まった筋肉を緩めること
- ゴムバンドによるO脚の矯正
- O脚の改善のための筋力トレーニング
- 歩き方のレッスン
それぞれ詳しくみていきます。
1.O脚によって固まった筋肉を緩めること
O脚で固まっている筋肉は、太ももの前側と腸腰筋です。腸腰筋は一番奥にある筋肉なので通常の刺激では緩める事ができませんが、小石川整骨院は独自の技術でそれを可能にします。
整体術、カイロプラクティックや生理学、テーピング理論などの研究を重ねて開発した施術で、さすっているだけのような非常に優しい刺激です。
「なぜ、優しい刺激で筋肉が柔らかくなるんですか?」
このような質問をよくいただきます。
人間の体にはいたる所に色々な現象を引き起こすスイッチがあります。そのスイッチを利用すると、通常の整体やマッサージでは届かない深層にある筋肉を緩めることができるのです。
これは「反射」といわれているものです。
膝のお皿の下を軽く叩くと勝手に膝が伸びますが、これが「反射」です。 お皿の下を叩くのが「スイッチ」、それに対する反応で意思とは関係なく膝が伸びます。
反応を引き起こすのに強い力は必要ありません。軽度のO脚の場合はこの施術だけでもO脚が治ります。
2.ゴムバンドによるO脚矯正
ぺたんこ座りや、膝だけをくっつける座り方で内股になってしまうのと逆のことをゴムバンドを使って行います。ゴムバンドを付ける位置にコツがあり、患者さんに合わせてカスタマイズして調整を行います。
3.O脚改善のための筋力トレーニング
O脚の方は太ももの裏側とお尻の筋力が非常に弱いということについて先ほど触れました。
この筋力を取り戻すために、独自の筋力トレーニングを行います。
筋力トレーニングの注意点としては、ピンポイントに鍛えるということです。
よくある間違いは、太ももの裏側の筋肉を鍛えようとして、前側の筋力も鍛えてしまうことです。 膝と膝の間にクッションを挟んで脚の内側の筋力を鍛えようとするものがありますが、同時に前側の筋力も使ってしまうので逆効果になります。 ご注意ください。
4.O脚改善を促進する歩き方のレッスン
歩く事は日常の動作で必ず発生することです。また、「正しく歩く」事により筋肉の強化・筋肉の柔軟性向上にもつながります。
習慣なので常に意識しないと定着させるのが難しいのですが、施術のたびに歩き方のチェックを行うことでO脚改善をより確かなものにします。
また、正しい歩き方を身につける事によってO脚の戻りもなくなりますし、腰痛や膝の痛みの予防にもなります。 正しい歩き方は一生の財産です。
O脚の患者さんからよく頂く質問と答え
- Q男性でもO脚矯正はできますか?
- Aもちろん男性でもできます。しかし、筋肉量や骨格の関係で女性よりも治るまでに時間がかかります。
- QO脚矯正は自分でもできますか?
- A腸腰筋を緩める事やゴムバンドでの矯正などは矯正メニューでないと行えません。通院して「正しい歩き方」「ピンポイントな筋トレ」「ストレッチ」などをきちんと理解してできるようになれば、完治後にもセルフメンテナンスが可能になります。
- Q何回ぐらいで治りますか?
- A筋肉量や柔軟性によって矯正のかかり具合が変わります。細身で筋肉量が少ない方であれば、1~3回ほどで治ります。
自らの格闘技経験や怪我を通して身体の構造の研究を行いながら、数多くの治療の勉強会に参加。常に新しい可能性を見つけ進化をつづける独自の治療法を実践している。